セーバートラベルネットワークは4月17日付で、米国市場ナスダックに上場した。同社日本支社長の中里秀夫氏は、日本支社が2013年で20周年を迎えたことに触れた上で、日本市場では「現在セーバーGDSのみならず、セーバーレッド・アップセンターを通して日本のインバウンド支援に貢献するなど、継続的にイノベーティブなソリューションを展開している」とコメント。その上で、ナスダックへの上場を機に「より一層日本市場の発展に貢献したい」と意欲を示している。

　なお、セーバーはGDS事業だけでなく、旅行・観光関連産業へのソフトウェアやデータ、販売ソリューションの提供を事業の柱としており、航空会社やホテルに在庫管理、売上管理、飛行機の運航管理などのシステムも納入している。