KNT、山陽山陰へ全社キャンペーン、下期送客11万人を目標

  • 2012年7月26日

 近畿日本ツーリスト(KNT)は、2012年10月から2013年3月にかけて全社キャンペーンとして「もっと好きになる山陽山陰」キャンペーンを展開する。これは、従来実施してきた沖縄と北海道のキャンペーンに続く第3弾で、個人、団体の両面での様々な取り組みにより送客拡大をめざす。

 キャンペーンは、JRグループが島根県と鳥取県と共同で2012年10月から12月まで「山陰デスティネーションキャンペーン」を展開することや、NHKで大河ドラマ「平清盛」が放映されていることに加え、出雲大社の大遷宮、「鳥取砂丘 砂の美術館」の開館などにより、島根県と鳥取県に注目が集まっていることを受けたもの。

 KNTのキャンペーンでは、地域別にイベントを開催するほか、観光セットクーポンの提供、メイト参加者用の休憩所の設置、川柳コンテストの開催、山陽山陰5県のキャンペーンキャラクターを起用した広報活動などを計画。期間中に個人旅行9万5000人、団体旅行1万5000人、合計11万人の送客を目標として掲げた。