事務局長として十石舟盛り上げ 三木秀夫さん(京都府旅行業協同組合)
着地型旅行企画の先鞭をつけた京都府旅行業協同組合の「岡崎桜回廊十石舟めぐり」。南禅寺、岡崎公園界わいを流れる琵琶湖疏水沿いの桜並木を船上より観賞するもので、毎年1万人以上が乗船する人気企画だ。
この春も3月下旬から5月のゴールデンウイーク明けまでの運航を予定している。2004年の本格運航開始から、08年は新造舟の就航など話題を提供してきた。今年はさらに「新しい企画も計画しています」。
こう話すのは、1月25日付けで事務局長に着任した三木秀夫さん。
「夜桜舟を初めて運航します。ライトアップされた桜回廊を眺めるもので、今年の目玉企画として集客増を期待しています」。また、舟の定員を若干増やし待ち時間の軽減を図るほか、花のあとの若葉も見どころとしてアピール。「桜回廊とともに若葉の回廊も売り出したい」。
2年前まで京都市内の旅行会社に勤務していた三木さん。ご本人は「久々の現場復帰で、日々の業務を進めるのに手一杯」と話し、「今は十石舟めぐりを例年に増して盛り上がるよう、がんばります」。
京都市出身、61歳。
情報提供:トラベルニュース社