ニューヨーク、11年の観光客数は過去最高の5020万人見込む
ニューヨーク市観光局によると、2011年にニューヨークを訪れた観光客数は過去最高値の5020万人になる見込みだ。同市では、2012年までに年間観光客数5000万人到達という目標を掲げていたが、予定より1年速く達成することになる。観光客による消費額は、推定で全米1位となる320億米ドル(約2兆5000億円)、経済効果は推定480億米ドル(約3兆7億円)となる予想だ。
観光客数のうち、海外からの渡航客は前年比4%増の1010万人、米国内からの渡航客は2.9%増の4010万人を見込む。国別でみるとイギリスが最も多く、年間100万人を突破する予定とした。
また、のべ宿泊数も4.5%増の2700万泊と、過去最高記録となる見込みだ。ニューヨークは新規ホテルの開業も増加しており、宿泊施設部屋数は9万室まで増加。雇用でも観光・サービス業での平均雇用者数が過去最高の32万人となった。