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ハワイ、9月の日本人旅行者プラス転換、震災後初めて

  • 2011年10月31日

 ハワイ州観光局(HTJ)によると、9月の日本人渡航者数は前年比0.8%増の11万6725人となり、震災が発生した3月以降初めてプラス転換し、前年並みに回復した。2011年1月から9月までの累計では、7.1%減の86万7980人となった。

 島別に見ると、ハワイ島は12.8%減の1万6372人となったものの、カウアイ島が1.4%増の2275人、オアフ島が1.6%増の11万1461人、マウイ島が16.6%増の5762人とそれぞれプラスで推移した。1日あたりの消費額は11.9%増の304.9米ドルと引き続き増加。総消費額も14.9%増の2億147万米ドルとなった。航空便を利用した人の渡航目的は全世界と同様にハネムーンが多かった。

 ハワイへの全世界からの渡航者数は4.0%増の56万707人。日本以外のアジアからの訪問者数は2ケタ増となり、21.7%増の14万6968人で、このうち、韓国からが23.1%増の7万2064人、中国からが27.2%増の5万7823人であった。総消費額は19.7%増の10億470万米ドルで、カナダ、アメリカ西海岸、アメリカ東海岸、日本の主要4マーケット全てでプラスに推移した。