阪急、8月の海外旅行取扱額は8.8%増-2ヶ月連続プラス

  • 2011年10月4日

 阪急交通社の2011年8月の旅行総取扱額は、前年比1.1%増の291億522万5000円となった。このうち、海外旅行取扱額は8.8%増の193億7629万2000円で、7月に続いて前年を上回った。全般的に前年並みに回復しており、特に中国を除くアジア方面が大きく伸張したという。

 一方、国内旅行は10.9%減の97億2441万7000円と、減少率は前月並みで推移した。九州新幹線効果のある九州方面が前年を大きく上回り、北信越方面、東海方面が好調だったが、そのほかは前年を下回った。外国人旅行は原発事故の影響が続き、94.0%減の451万6000円となった。