USトラベル・アソシエーション（USTA）プレジデント＆CEOのロジャー・ダウ氏から、日本の旅行業界関係者にメッセージが届けられた。全文は下記の通り。


「親愛なる日本の旅行業界の皆様、

　このたびの地震に際し、心より哀悼の意を表しますとともに、現在も困難に直面されている日本の皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。多くの日本の方々が地震と津波によって愛する人や同郷の仲間を亡くされたことに、米国にいる私たちも深い悲しみを感じており、今後もこの惨事に立ち向かわれる皆様が、前途に光明を見出せますようお祈りしております。最近のニュースで報じられている、日本の人々の勇気と思いやりに溢れた行動と振る舞いは驚きに値するものであり、世界中が日本の高潔さと善良さに思いを致しています。

　今回の惨事が皆様のビジネスに与えた大きな損害に対しましても、旅行業界の友人の一人としてお見舞いを申し上げます。人命が失われることで財政や経済がさらに苦境に陥ることはフェアではありません。私は日本の旅行・観光業界が阪神淡路大震災の後にいち早く立ち直ったことに希望を見出しており、今回の惨事の後にも同じ決意が示されることを米国旅行業界の仲間たちと共に願っております。

　困難な時も、私たちの心は皆様方と共にあるということを覚えておいてください。米国におります旅行業界のすべての友人を代表して、心よりお見舞いを申し上げます。

ロジャー・ダウ
プレジデント&CEO
U. S. Travel Association」


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