シンガポール航空、機内食に注力−ビジネスクラスの新和食が好評

新しくなった和食は京都の料亭「菊乃井」の村田吉弘がプロデュースし、レシピや盛り付けや食器にもこだわった。機内はスイート、ファーストクラスでは「京懐石」を提供。これまで二の膳までだったものから、デザートを含め6種類の本格的なメニューに構成を変更。また、ビジネスクラスでは、「花恋暦(はなこいれき)」と名称を変更。メニュー構成も一の重のみのものから二の重を増やして2段構成にし、品数が多い洋食と同様のスピードで食事を提供できるよう工夫した。「花恋暦」は人気が高く、数が追いつかないこともあるため、機内に搭載する割合の増加も検討しているという。
また、SQではスイート、ファースト、ビジネスクラスの利用者を対象に、事前にメインコースを選択できる「Book the Cook」を羽田空港出発便に拡大する。現在スイート、ファーストクラスでは11空港、ビジネスクラスでは13空港の出発便で導入しているが、2011年3月27日の夏スケジュールからは羽田空港出発便でも利用可能となる。
◆シンガポール航空、羽田線にあわせ新機内食など発表−「ポテンシャル」確信(2010/10/04)