2010年の日本籍客船の国内港湾寄港回数は13%増、2年連続で増加
日本外航客船協会(JOPA)がとりまとめた2010年の日本籍クルーズ客船の国内港湾合計寄港回数は、前年比69回増の617回で12.6%増となった。2010年は商船三井客船のにっぽん丸が大規模な改装工事をしたものの、前年に続いて2010年もプラス成長した。寄港回数が最多となったのは、前年に比べて4回多い105回を記録した横浜港で、8年連続トップとなった。第2位は神戸港で前年より6回多い79回、第3位は名古屋港で前年より7回少ない25回となった。
また、目的地型の港では、屋久島の宮之浦港が4回増の25回と名古屋港と同じ3位で、九州クルーズの基点となる博多港が7回増の23回と続いた。また、2010年の坂本龍馬ブームにより、高知港と長崎港が前年比3倍増となる15回と大きく増加。このほか、広島港は3回増の14回、北海道クルーズの基点港である小樽港は4回増の14回、新宮港が5回増の10回となった。
こうした結果には、クルーズ会社と旅行会社が新規顧客開拓にむけて、地方港発着クルーズを増やしており、自然や文化、歴史、グルメなどのタイムリーでテーマ性、話題性に富んだレジャー、チャータークルーズを催行したことが影響しているという。
また、目的地型の港では、屋久島の宮之浦港が4回増の25回と名古屋港と同じ3位で、九州クルーズの基点となる博多港が7回増の23回と続いた。また、2010年の坂本龍馬ブームにより、高知港と長崎港が前年比3倍増となる15回と大きく増加。このほか、広島港は3回増の14回、北海道クルーズの基点港である小樽港は4回増の14回、新宮港が5回増の10回となった。
こうした結果には、クルーズ会社と旅行会社が新規顧客開拓にむけて、地方港発着クルーズを増やしており、自然や文化、歴史、グルメなどのタイムリーでテーマ性、話題性に富んだレジャー、チャータークルーズを催行したことが影響しているという。