求人情報

11年は鳥取・白兎神社へ 干支にちなみ観光強化

 2011年は兎年。これにちなんで鳥取市は、神話「因幡の白兎」ゆかりの白兎神社を中心に観光戦略を展開している。

 白兎神社は古事記や日本書記に記された由緒があり、白兎神が主神。日本最古のラブストーリーとされる「因幡の白兎」を生んだ縁結びの神様として知られている。

 干支「兎」にあわせ、地元では市観光協会を中心に観光振興に着手。昨年、同神社オリジナルの「結び石」や、縁結びへの思いを込めたケーキ「縁ロール」と落雁「白兎のちぎり」といった商品を開発し売り出した。あわせて白兎の砂像や合歓の木の植栽など景観整備も進めている。

 今年は同神社ツアーにも対応する。おはらいや参拝記念の朱印などおもてなしを用意し、すでに1月は団体大型バス75本の予約が入っているという。さらに年間を通してイベントも展開し観光機運を盛り上げる計画だ。

 鳥取市関西事務所長の奥村上雅浩さんと市観光コンベンション推進課の小林芽久美さん、「鳥取しゃんしゃん鈴の音大大使」の山本紗織さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、取り組みの概要を紹介。「兎年は、鳥取市・白兎神社へぜひ」とアピールした。


情報提供:トラベルニュース社