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ビル壁面に人?京阪・天満橋に「夢ROBO」登場

 えっ?スパイダーマン? 大阪市中央区の京阪電車天満橋駅上「京阪ビルディング」の大川側壁面に12月10日、人型ロボット「夢ROBO」が登場した。ビルの壁を昇り降りする姿は、リアルでユーモラス。上海万博で注目を集めた大阪の知恵と技術の結晶は、来年1月16日まで頑張り続ける。

 「夢ROBO」は同市のロボットメーカー「マッスル」が製作し、デザインも大阪出身の喜多俊之さんという「メイド・イン・大阪」。上海万博の「日本産業館」で喝采を浴び、今回大阪に帰ってきた。

 期間中は10−22時、同ビル壁面に設置した10メートルのはしごを昇降し続ける。クリスマス期間はサンタクロース姿に衣替えも。周辺で12月11−25日まで開かれている「OSAKA光のルネサンス」などのイベントとともに、水都大阪の元気を発信する"使命"を帯びている。

 初日の10日に開かれたオープニングセレモニーは、主催者の京阪電気鉄道の櫻井謙次副社長があいさつ。ロボットにスイッチが入り昇降を始めると、見物客からの歓声と笑いに包まれた。


情報提供:トラベルニュース社