鳥取道利用して周遊を 山陰中央協がルート提案で視察旅行

 鳥取県東・西部、島根県東部、岡山県北部の6地域の観光協会で組織する山陰中央リゾート協議会はこのほど、関西の旅行会社を招きモニターツアーを開いた。

 今年春の鳥取道・鳥取県内全線開通を契機に、米子道と組み合わせたエリア内の周遊商品造成を目的に開いたもので、旅行会社5社とマスコミ2社が参加した。

 1日目は智頭町の石谷家住宅や鳥取砂丘を視察。加茂川・中海遊覧船では来春運航予定の屋形船にも乗船し、皆生温泉に宿泊した。

 2日目は、NHKドラマ「ゲゲゲの女房」人気で話題を集める境港市の水木しげるロードを散策。美保関や、大山のパワースポット・圓流院、蒜山ジャージーランドなどを訪れた。

 参加者からは「今は定番の鳥取砂丘や水木しげるロードだけではお客はついてこない。そういうなかで、今回新しい素材を発見できたのはよかった。今後の商品造成に生かしたい」という声があがっていた。


情報提供:トラベルニュース社