もうすぐ信州DC 東京で観光説明会

 信州・長野県観光協会は9月10日、東京・平河町の都道府県会館に旅行会社を招き旅行商談会を開いた。

 2011年春・夏旅行商品に向けたエリア別の観光素材やモデルコースを紹介したほか、10月から始まる信州デスティネーションキャンペーン(DC)を改めて告知し送客を要請した。旅行会社から79人、長野県や県内市町村から116人が参加した。

 商談会前の全体説明で長野県観光振興課の小山浩一係長が、10月31日に松本空港-富士山静岡空港線が新設されることをはじめ、今秋から11年春・夏にかけての観光情報や1泊2日のモデルコースについて説明した。

 松本-静岡線はフジドリームエアラインズ(FDA)が運航する。松本から静岡を経由して鹿児島空港まで運航する。松本発は14時15分、静岡着15時10分で所要時間は55分。25分後に出発し、鹿児島着は17時20分。

 同日中の復路は鹿児島から静岡まで。静岡発-松本行きは8時45分発、9時40分着。

 11年春・夏のモデルコースでは、北信濃、東信州、木曽路エリアなど6エリアについて見所とモデルコースを紹介。このうち木曽路エリアのモデルコースでは、「木曽路と飛騨高山 和情緒あふれる町並みを満喫コース」と銘打ち、東京から奈良井宿-木曽福島-開田高原-飛騨高山を経て東京に戻る、岐阜県も含めた広域の1泊2日コースを紹介していた。

 信州・長野県観光協会の両角良昭専務理事は信州DCについて説明。「上高地や善光寺に隠れ、これまでスポットがあたっていなかった未知の信州を訪ねていただきたい」と送客に期待を示した。


情報提供:トラベルニュース社