宮崎牛やクーポン券 宮崎観光復興へキャンペーン展開

 8月27日に口蹄疫問題の終息宣言が出され、復興へ本格的に動き出した宮崎県。大打撃を受けた観光分野においても、キャンペーンの展開など宮崎観光復興に向けた取り組みが始まっている。

 みやざき観光コンベンション協会では8月1日から「来て!みて!宮崎キャンペーン」を展開している。9月30日までの期間中、県旅館組合加盟の181施設やホテル協会加盟の25施設に宿泊すると、宮崎牛のステーキ肉(250グラム相当3枚セット)が抽選で100人に当たる。

 さらに知事賞に当たった1人には宮崎牛・豚肉セットに特産品を加えたもの(2万円相当)を東国原英夫知事が直接届ける。旅館ホテルに設置している専用チラシに、宮崎県民への激励の言葉、滞在中のおもてなしエピソードを記入して応募する。

 宮崎市観光協会では8月10日−10月31日、協会HPから市内約60の宿泊施設を予約した人を対象に、クーポン券「みやざき元気券」を配布するキャンペーンを実施している。5千円以上の宿泊利用で3千円、3千−5千円未満で2千円分の元気券をプレゼントする。元気券は、協会会員の飲食店や土産店、タクシーやレンタカーなどで利用できる。

 宮崎空港振興協議会では9月30日まで、国内線搭乗キャンペーンを行う。宮崎空港発着の航空機搭乗券を専用用紙に貼り付け応募すると、宮崎−東京、大阪のペア往復航空券や宮崎牛ステーキなど特産品などが当たる。


情報提供:トラベルニュース社