JTB西日本が「ゆったり丹後の旅」発売 前泊プランや割引で連泊促す

 JTB西日本はこのほど、京都・丹後地方への連泊を促す宿泊プラン「ゆったり丹後の旅」を発売した。前泊プランや連泊割引を設定し、ゆっくりと丹後旅行を楽しんでもらう。

 京都府や丹後地方各市町、観光関連企業などでつくる丹後広域観光キャンペーン協議会が展開している広域滞在・連泊推進事業の一環。宮津、天橋立、木津、間人、網野各地区から26の宿泊施設が参画し、京阪神からの旅行客をメーンターゲットに、連泊滞在できる観光地としての丹後をアピールする。

 前泊プランは、丹後地方初の試み。1日目のチェックインが21時まで可能で、宿泊料金は1泊2日の基本プランの半額となる。丹後へは高速道や、JRが特急を走らせるなど京阪神からのアクセスが充実しており、仕事を終えてから旅に出たい人などに訴求する。平日・休日に利用でき、チェックイン後、夜食の提供も。

 連泊割引は、同じ宿泊施設に2泊以上する場合、1泊につき大人1人1000円を割り引く。

 また、パンフレットでは、天橋立や琴引浜など広く知られた観光素材だけでなく、朝市や漁業体験、地元の食情報まで詳細に地域の魅力を紹介。連泊滞在して十分に地域を周遊してもらいたい考えだ。

 プラン設定期間は2011年3月31日まで。


情報提供:トラベルニュース社