小豆島観光誘客合同会議がフェリー片道無料企画 8月23日から

 香川県・小豆島の宿泊施設や観光業者、フェリー会社でつくる小豆島観光誘客合同会議(木下恭一郎委員長=小豆島国際ホテル)は、8月23日−10月31日(団体プランは9月30日まで)に片道のフェリー料金が無料になる「ふねタダ大感謝祭」を実施する。

 集客目標は個人1万7000人、団体1万3000人の計3万人。4億5000万円の売上げを見込む。

 感謝祭は期間中、島内の16宿泊施設の宿泊客を対象に行うもので、帰りのフェリー料金が無料になる。料金はフェリー会社と宿泊施設が負担する。航路は土庄−新岡山、土庄−高松、池田−高松、草壁−高松、大部−日生、福田−姫路の6航路。

 対象者は事前に各宿泊施設や旅行会社、旅行予約サイトで申し込む必要がある。同会議のホームページでも受け付ける。

 同会議は4月14日、大阪市中央区の香川県大阪事務所でマスコミや旅行会社の企画担当者を招いて、感謝祭の内容説明会を開いた。

 木下委員長は「高速道路休日1千円はフェリー輸送に頼る小豆島にも影響を与えているが、今年度四国は大河ドラマの舞台や香川県では瀬戸内芸術祭が開催され、誘客の追い風になっている。これを好機と捉えて、今回の大感謝祭を実施することになった。ぜひご送客をお願いしたい」と呼びかけていた。


情報提供:トラベルニュース社