おごとツーリズム 温泉旅館組合が温泉、運動、食事で商品化

 滋賀県のおごと温泉旅館協同組合(榎高雄理事長=雄琴荘)は3月18日、里湯昔話雄山荘に旅行会社の企画担当者ら30人を招き「アクティブツーリズムプログラム・モニターツアー」を開いた。

 同温泉ではびわこ成蹊大学の協力を得て、ポールを使って歩く「ノルディックウオーキング」のコースや地産地消メニューを開発し、温泉と運動、食事を組み合わせたプログラムをつくり、おごと温泉の新たな魅力づくりを行う。

 来年の春ごろに商品化する考えで、里山や湖岸を歩くノルディックコースをつくり、将来的にはノルディックウオーク大会も開催したいという。

 この日は参加した旅行会社社員は同ツアーのキーワードである「美浴・美運・美食」といった温泉、運動、食事のプログラムの説明や体験で、同温泉の取り組みや考え方を学んだ。

 榎理事長は「実際に体験してもらうことで、率直な意見をいただきたい。また新たな魅力づけで、新規顧客やリピーター獲得を目指した商品展開を進めたい」と話していた。


 おごと温泉では昨年制定した5月10日(0510=おごとの日)にアクティブヘルスツーリズムをアピールし、ノルディックウオークと地元・仰木地区でとれる仰木米の田植え体験などを実施する。

 また5月10日から25日までの10日間、おごと温泉の10旅館に1日1組(2人限定)1泊2食付き510円で宿泊できるキャンペーンも行う。

情報提供:トラベルニュース社