求人情報
Marriott Bonvoy

ウィーン市観光局、いつでも楽しめる多様性をアピール−新たなロゴも設定

  • 2010年3月8日
 オーストリア政府観光局は先ごろ、今年22回目となるスーパーワークショップ2010を東京・大阪で開催、ウィーンを中心に22のデリゲーションが参加した。これに伴い東京で開かれたレセプションで、ウィーン市観光局局長のノルベルト・ケットナー氏は昨年10月に設定された新しいロゴマーク「ウィーン 行くなら今!」を紹介。ケットナー氏によると、「一度は訪れてみたい場所がウィーン。ウィーンには365日、訪れる何かしらの理由がいつもあり、それを表すのがこの新しいロゴ」であるといい、1年を通して行われるコンサートやイベント、美術館、レストラン・カフェなどのウィーンの多様な魅力を紹介。「ウィーンに来なかったら大切なことをやり損なっている、ということを旅行者に訴えたい」と、旅行者に対しウィーンを訪問する「理由」をアピールしていく方針を述べた。

 ウィーン市観光局によると、2009年の日本人訪問者数は12万3009人の2.6%増、宿泊数は26万7749泊で前年比7.7%増となった。ケットナー氏は「2009年は経済状況が決して楽な年ではなかったが、重要なマーケットでは日本だけがプラス成長した」と述べ、日本マーケットの重要性を改めてアピールした。

 また、イベントにあわせて来日したインスブルック市観光局国際マーケティング部マネージャーのペーター・シュタウディンガー氏によると、オーストリア全体が苦戦する中、インスブルック市の日本人訪問者数は前年比1%増。円高に加え、ミュンヘンやザルツブルクからのエクスカーションが組みやすく、健康志向の旅行者が増える中自然・スポーツ・文化が楽しめるロケーションが人気の理由という。