「Come on」大歩危・祖谷!、いってみる会が英語版ガイドブック

 徳島県の大歩危・祖谷いってみる会(植田佳宏会長=ホテル祖谷温泉)はこのほど、大歩危・祖谷温泉郷の英語版ガイドブックを作成した。かずら橋や祖谷渓谷などエリア内の観光スポットをはじめ、ATMや郵便局、インターネットに接続できる場所など外国人観光客が欲する地域情報を1冊にまとめた。

 ガイドブックは「Come on in Ooboke・Iya」。大歩危・祖谷エリアを含む徳島県西部の2市2町が2008年から観光庁の「にし阿波観光圏」に認定されており、観光圏整備事業の一環として作成した。これまで訪れた外国人からよく聞かれた内容を携帯性の高いA5判12ページにまとめた。YOKOSO JAPAN観光大使のアレックス・カーさんが祖谷の古民家を改装し所有している「ちいおり」の日米スタッフも編集を協力した。

 祖谷渓谷の名所「小便小僧の像」を「Manikin Peeing Boy Statue」などと英訳し、観光スポットごとに案内を記載しているほか、施設や設備情報をピクトグラムで表示したエリアマップ、英語案内が可能な場所と連絡先をまとめている。また、「Excuse me=Sumimasen」といった簡単な会話の日本語訳も載せた。

 大歩危・祖谷いってみる会に参画する旅館ホテル、三好市観光課などエリアを来訪した観光客に直接配布している。


情報提供:トラベルニュース社