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皆生温泉へお笑いバスで行こう

 鳥取県米子市の皆生温泉と大阪、京都を結ぶ「お笑いバス皆生温泉号」が1月23日から運行を始めた。関西の若手落語家が同乗し、車内で乗客を盛り上げたり、高速道路のサービスエリアで演芸大会などを行う。笑い、楽しみながら皆生温泉へ旅してもらおうという趣向だ。

 お笑いバスは2006年から、道路の冠雪などで自家用車による移動の不安を解消しようと毎冬運行している。大阪、京都などからはこの時期、日本海側の各温泉地に直行バスが運転されているが、皆生温泉では当初から若手落語家を同乗させ差別化を図ってきた。

 23日、JR新大阪駅前のバスターミナルで行われた出発式で、皆生温泉旅館組合の宇田川英二組合長は「冬の山陰は峠を越える雪が心配ですがラクラク一直線で行けます。皆生へ野楽しいバスの旅を楽しんでください」と、初便の乗客20人に呼びかけていた。この日は林家笑丸さんが同乗した。

 お笑いバスは3月14日までの毎週木・金・土・日曜日に京都・大阪を出発。JR京都駅8時15分、JR新大阪駅9時15分発で皆生温泉には13時30分ごろ到着する。皆生温泉出発便は金・土・日・月曜日の運行で、14時30分に出発しお菓子の壽城に立ち寄って、新大阪19時、京都20時着。

 料金は往復5800円、片道3000円。


情報提供:トラベルニュース社