「ウェルかめ」の倉科カナさん 初の徳島観光大使に

 現在放映中のNHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」のヒロイン、倉科カナさんが「阿波とくしま観光大使」に任命された。ウミガメの産卵地で有名な美波町・日和佐など徳島県内が舞台のドラマを観光PRにつなげる。徳島県が観光大使を任命するのは初めて。

 NHK大阪放送局で1月16日に任命式があり、飯泉嘉門知事から倉科さんに直接委嘱状が手渡された。飯泉知事は「いま徳島の顔と言えばカナさん。カナさんを見れば、徳島を思ってもらえる。ドラマを一過性に終わらせるのではなく、観光PRにつなげられれば」と話した。

 倉科さんは、徳島でお気に入りの場所として美波町のウミガメ館や薬王寺を挙げ、「びっくりするぐらい大きいエビ天うどんが美味しかった」と話していた。委嘱状とともに手渡された観光大使の名刺を見て「いろんなところで配って、人が温かい徳島の良さを伝えていきたいです」と抱負を述べていた。

 観光大使の任期は1年で、県ではイベント開催などで協力をお願いする予定だという。


情報提供:トラベルニュース社