南房総の旬な魚と地酒 千倉町旅館組合「メガ得」宿泊プラン

 千葉県南房総市の千倉町旅館組合(鈴木健史理事長=魚拓荘鈴木屋)は2010年1月31日まで、旬を迎えた魚と地酒を前面に打ち出した宿泊企画「メガ得プラン」を展開している。各宿の調理長が腕を振るった房州料理1品、地酒の利き酒セットなど5つの特典を付けた。

 メガ得プランは今回が第3弾。新鮮な魚介類を売りに、これまで「メガあわび」「メガ伊勢海老」プランを実施し好評を得てきた。今回は、魚に脂が乗って一段とおいしくなる12月から1月に、地酒をセットして千倉ならではの宿泊プランを企画した。

 特典は?板長自慢の房州料理?千葉の地酒「利き酒セット」(2種類の酒)?別注料理の2割引き(前日まで要予約)?バスタオル1人2枚をセット?千倉・野宮農園のみかん狩り券(宿泊日の翌日に利用可能)を付けた。自慢の房州料理は、魚拓荘鈴木屋が「地魚舟盛と古式あわび料理(あわびのひしお漬け)付きお魚コース」、ホテル千倉が「くじらの竜田揚げ」、夢みさきが「千倉産のアワビの肝焼き」、和風ペンションニューかわぜんが「くじらの刺身」、磯浜旅館が「黒鮑肝入りたたき」などとなっている。

 料金は平日1泊2食で1万290円(入湯税別)から。12月29日−1月3日は設定していない。

 千倉町は、東京湾アクアラインを利用すれば都心から2時間弱。旅館組合では「料理の神様『高家神社』があり、どの宿も料理に力を入れています。泊ることで初めて体験できる小さな贅沢を味わいませんか」と呼びかけている。

 問い合わせは、南房総市観光協会千倉支部TEL0470-44−3581。


情報提供:トラベルニュース社