JTBグローバル・マーケティング＆トラベル（JTBGMT）は11月16日、札幌市と共同で、韓国人訪日旅行者向けに札幌市の観光や「第61回さっぽろ雪まつり」を紹介するブログを開設する。北海道は2008年に東京と大阪に次いで韓国人旅行者が3番目に多く訪れていることや、2007年に大韓航空（KE）が実施した「最も行ってみたい世界の祭り」で札幌雪まつりが1位に選ばれるなど人気が高いことから、情報を韓国語で発信することでプロモーションするとともに、JTBGMTが運営する訪日外国人旅行者向けのサイト「ジャパニカン」の札幌市内・近郊の宿泊施設の販売をねらう。

　今回のブログ開設は、ジャパニカンが2007年からサイトを通じて実施している、訪日外国人旅行者向けの自治体プロモーション活動の一環。これまで高山市、京都市、仙台市などで実施してきたものの、特定の国に向けて一つの言語で展開するのは札幌市が初めてという。ブログは韓国で大きなシェアを持つ「NAVER」で開設し、札幌雪まつりの基本情報や設営準備の様子、雪まつりの歴史、札幌のレストラン、観光スポット、アクティビティなどを掲載。韓国語の文章はJTBGMT販売部のジャパニカン営業チームが担当するという。


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