第2回地旅大賞 全旅、旅行商品の募集はじめる

 全旅(池田孝昭社長)が第2回地旅大賞の応募商品を募集している。全国のANTA(社団法人全国旅行業協会)会員が地元の観光関連団体や行政などと協働して地域振興に貢献できる旅行商品を「地旅」として認定し、応募のあった商品の中から大賞50万円(予定)をはじめ各賞を贈呈する。12月18日まで受け付ける。

 応募はANTA会員限定だが、商品企画主体は問わない。所定のエントリーシートはANTA−NETからダウンロードできる。

 選考は、大学教授やなどが就いている地旅地域アドバイザーを中心とした選考委員会で大賞1点、優秀賞3点(賞金30万円)、特別賞11点(同10万円)を決める。表彰は、2010年4月に青森県で開催予定のANTA主催「国内観光活性化フォーラム」で行う。

 地旅は(1)テーマや目的が明確(2)自然景観や生活文化、歴史資産など地域資源を保全していること(3)地元の人たちや各種地域団体と協力体制にあること(4)地域の特産を活用する(5)地域資源を楽しく伝える交流の場を設定していることが条件。09年度の第1回地旅大賞には72社、123件の応募があり、長野県の飯山市観光協会が大賞を受賞した。


情報提供:トラベルニュース社