JTB西日本の京都支店とJTB首都圏ロイヤルロード銀座事業部は、ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサートプレミアムツアーを発売した。クラシック音楽ブームが再燃するなか、JTB西日本京都支店ではロイヤルロード銀座内のクラシック音楽鑑賞専門デスク「ライブデスク」と提携し、富裕層向けのクラシック音楽鑑賞旅行の販売を強化する。

　ツアーは12月29日出発で、コンサートは入手が難しいとされる最上位カテゴリーのチケットで鑑賞。フライトはビジネスクラス、宿泊はウィーンの名門ホテルとして知られる｢グランドホテル」のデラックスルームに連泊し、滞在中は1組ごとに専用ガイドと専用車を用意した。旅行代金は1名200万円。

　さらに、同ツアーの発売にあわせ、9月3日にはクラシック音楽鑑賞旅行の楽しみを伝えるセミナーを開催する。会場を京都の清水寺とし、通常は非公開の「成就院」の特別参拝もつけた。定員は40名で、参加費は無料。講師はロイヤルロード銀座の音楽の旅専任コーディネーターである山本直幸氏が務める。今後は富裕層向けのクラシック音楽鑑賞旅行第2弾として、紅葉シーズンに寺院の特別参拝と京都コンサートホールでの鑑賞をセットにした国内特別コースも予定している。