JTB、日本旅行、ジャルパックが下期商品を発売−値ごろ感で販売増めざす
ジェイティービー(JTB)と日本旅行、ジャルパックが2009年度下期の期首商品を発表した。燃油サーチャージの値下げや為替の変動を反映し、各社とも平均旅行代金を大きく引き下げていることが共通する特徴だ。また、各社とも前年比15%から約40%もの値下がりを実施しており、値ごろ感による需要喚起効果に期待を示す。上半期は新型インフルエンザの打撃を受けたものの、夏の間際需要が強く、全体ではおおむね前年並みとなる見込み。その上で各社は、新コースの設定やサービスの向上などによって需要を取り込むことで、下期の取扱人数を5%から10%増に伸ばしたい考えだ。
▽JTB、取扱人数10%増へ、年末年始を強化−年間目標も上方修正
JTBワールドバケーションズは7月17日から、ルックJTBの2009年度下期商品の販売を開始。上期は新型インフルエンザによりキャンセルの増加や新規予約の減少などの影響を受けたものの、6月に入って予約が増加し、全体で前年と同程度となる見込みだ。しかし、下期は、年末年始のツアーを強化するほか、新コースや秋から冬がベストシーズンとなるツアーも設定し、前年比10%増となる75万1000人の取扱人数をめざす。この数値は当初よりも引き上げており、年間目標も133万人から137万人に上方修正。これは、高い目標を設定して商品力の強化と営業強化を重ねることで、販売店への貢献度を高めたいとの考えという。 (方面別目標人数など詳細はこちらをクリック)
▽日旅、平均18%値下げで値ごろ感全面に−独自企画や「エコ」アピール
日本旅行は7月17日、09年度下期のマッハおよびベストツアーの販売を開始する。上期に引き続き燃油サーチャージ額を旅行代金に含めた総額旅行代金表示を採用。旅行代金は全方面平均で18%値下げとなる。商品内容としては、顧客満足度を高めるため季節や場所が限定される旬な素材や日本旅行独自のプログラムを企画、ツアーに組み込んだ。このほか、新たにエコ体験を組み込んだコースを設定、旅行することで地球環境に実際に触れて考えるよう提案する。商品内容が充実する一方で価格は値ごろ感を打ち出し、09年度下期は前年比7%増の16万5000人の集客をめざす。 (方面別目標人数など詳細はこちらをクリック)
▽ジャルパック、約40%値下がりの方面も−45周年記念など上期方針を踏襲
ジャルパックは、7月16日から09年度下期商品のうちアイルから販売を開始した。上期のジャルパック誕生45周年を記念した「感謝を感動に」のテーマを引き継ぎ、品質を重視した旅行を提供する方針。45周年の記念ツアーを継続して販売するほか、プレミアム戦略やジャルパックならではのリゾートの過ごし方を提案する「ジャルパック楽園計画」も継続。早期割引なども設定した。旅行代金は平均20%以上下がっており、オセアニアでは約40%の値下げとなった。なお、アヴァは7月30日から販売する。(方面別目標人数など詳細はこちらをクリック)
▽JTB、取扱人数10%増へ、年末年始を強化−年間目標も上方修正
JTBワールドバケーションズは7月17日から、ルックJTBの2009年度下期商品の販売を開始。上期は新型インフルエンザによりキャンセルの増加や新規予約の減少などの影響を受けたものの、6月に入って予約が増加し、全体で前年と同程度となる見込みだ。しかし、下期は、年末年始のツアーを強化するほか、新コースや秋から冬がベストシーズンとなるツアーも設定し、前年比10%増となる75万1000人の取扱人数をめざす。この数値は当初よりも引き上げており、年間目標も133万人から137万人に上方修正。これは、高い目標を設定して商品力の強化と営業強化を重ねることで、販売店への貢献度を高めたいとの考えという。 (方面別目標人数など詳細はこちらをクリック)
▽日旅、平均18%値下げで値ごろ感全面に−独自企画や「エコ」アピール
日本旅行は7月17日、09年度下期のマッハおよびベストツアーの販売を開始する。上期に引き続き燃油サーチャージ額を旅行代金に含めた総額旅行代金表示を採用。旅行代金は全方面平均で18%値下げとなる。商品内容としては、顧客満足度を高めるため季節や場所が限定される旬な素材や日本旅行独自のプログラムを企画、ツアーに組み込んだ。このほか、新たにエコ体験を組み込んだコースを設定、旅行することで地球環境に実際に触れて考えるよう提案する。商品内容が充実する一方で価格は値ごろ感を打ち出し、09年度下期は前年比7%増の16万5000人の集客をめざす。 (方面別目標人数など詳細はこちらをクリック)
▽ジャルパック、約40%値下がりの方面も−45周年記念など上期方針を踏襲
ジャルパックは、7月16日から09年度下期商品のうちアイルから販売を開始した。上期のジャルパック誕生45周年を記念した「感謝を感動に」のテーマを引き継ぎ、品質を重視した旅行を提供する方針。45周年の記念ツアーを継続して販売するほか、プレミアム戦略やジャルパックならではのリゾートの過ごし方を提案する「ジャルパック楽園計画」も継続。早期割引なども設定した。旅行代金は平均20%以上下がっており、オセアニアでは約40%の値下げとなった。なお、アヴァは7月30日から販売する。(方面別目標人数など詳細はこちらをクリック)