
シンガポール航空(SQ)は6月から、名古屋線に最新のエアバスA330型機を導入する。これに先駆け、5月15日から17日までの期間、名古屋のミッドランドスクエアで同機材の最新機内設備を展示する。展示会ではエアバスA380型機のデザインコンセプトを踏襲しながら、新たに短・中距離国際線路線向けに開発したビジネスクラスの座席やエコノミークラスなどのシートを展示。ビジネスクラスのアメニティや機内エンターテイメントシステム「クリスワールド」もあわせて紹介する。エコノミークラスで提供するiPodやiPhoneの動画コンテンツが楽しめるシステムも、実体験できるようにした。このほか、SQのノベルティグッズを賞品とするクイズ大会やトークショーなど、さまざまなイベントも実施する。
A330型機は総座席数285席の2クラス制で、日本とオーストラリア線で導入する予定。6月からシンガポール/名古屋線で1日1便を運航し、2010年3月には、大阪/シンガポール線の運航を予定している。オーストラリア線ではすでにブリスベン線、パース線で運航している。