ルフトハンザ・ドイツ航空、オーストリア航空株を公開買付け開始
ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は3月2日、LHの持分法適用会社を通じてオーストリア航空(OS)株式の公開買付けを開始した。LHは応募期間を3月2日から5月11日までに設定し、1株あたり4.49ユーロ(約560円)を提示。また、公開買付け詳細はLHの公式ホームページにて確認することができる。
これにより、ルフトハンザグループによるOSの取得に向けてさらに前進する。LHとオーストリア産業持ち株会社の監査役会は、2008年12月にすでに株式の買付けおよびルフトハンザグループによるOSの統合を承認していた。将来的にはLHの持分法適用会社がOS株式を所有する予定で、取引完了には独占禁止法関連当局からの承認、オーストリア政府から5億ユーロの補助金および、欧州委員会の承認が必要となる。OSでは、ルフトハンザグループの競争力とグループ各社の収益性を持続的に強化するため、両社の強みの集約をねらう。
なお、OSブランドは存続し、独立した航空会社として本社機能はオーストリアに残る。
これにより、ルフトハンザグループによるOSの取得に向けてさらに前進する。LHとオーストリア産業持ち株会社の監査役会は、2008年12月にすでに株式の買付けおよびルフトハンザグループによるOSの統合を承認していた。将来的にはLHの持分法適用会社がOS株式を所有する予定で、取引完了には独占禁止法関連当局からの承認、オーストリア政府から5億ユーロの補助金および、欧州委員会の承認が必要となる。OSでは、ルフトハンザグループの競争力とグループ各社の収益性を持続的に強化するため、両社の強みの集約をねらう。
なお、OSブランドは存続し、独立した航空会社として本社機能はオーストリアに残る。