マンダリン・オリエンタル・ホテル・グループは2月2日、海南島の三亜市に「マンダリン・オリエンタル三亜」を開業した。三亜国際空港から20分の距離で、約1キロメートルにわたる珊瑚の砂浜と珊瑚礁が目の前に広がるロケーションに建つ。客室料金はテラスルームの場合3400元（約4万5000円）からで、オーシャンビュースイートでは7300元（約9万6000円から）。開業を記念して、9月30日までに2連泊した宿泊者には3泊目を無料で提供する特典を提供している。

　客室数は全部で297室で、プールやプライベートスパ付きの部屋も用意。全客室にサラウンドシステムやDVDプレイヤー、デジタルミュージックプレイヤー、ブロードバンドインターネットなどの設備を整えた。ヴィラとスイートの宿泊者にはバトラーサービスのほか、専用ラウンジで朝食やアフタヌーンティー、カクテルを提供する。

　料飲施設は11ヶ所設置したほか、スパも3200平方メートルの広さ。スパでは、18室のトリートメントルームをそなえ、中国の漢方やタイの古式療法、アロマテラピーなどを取り入れたオリジナルのトリートメントを提供する。このほか、3ヶ所のスイミングプールに加え、カヤックやスキューバダイビング、ウィンドサーフィンなどのウォータースポーツを楽しむことも可能だ。