海外ホテル協会、09年テーマは「CHANGE」−業界の変革に対応し自らも変わる
海外ホテル協会(OHEA)会長の松尾茂氏は、1月8日のOHEA新春交歓会の場で、2009年のテーマは「CHANGE」と強調した。この理由について松尾氏は、ゼロコミッションなど旅行業界が「変革」するなかで、「例えば業務渡航を扱う旅行会社の業務の変化に対して、我々ができること」をすべきと語り、「(次期米国大統領の)オバマ氏にあやかり『CHANGE』を掲げていきたい」と説明。また、「危機の中にもチャンスはある」とし、「日本旅行業協会(JATA)や日本海外ツアーオペレーター協会(OTOA)と協力し、アウトバウンドを促進していく」考えを示した。
また、2009年の具体的な方針として、MICEへの取り組みや地方での需要喚起などを例示。このほか、大手旅行会社のダイナミックパッケージのサービス開始やネット系旅行会社の伸びの中で、「流通方法の変化にどこまで参画できるか」もポイントと指摘。さらに、質の強化による富裕層の取り込みを進めるため、旅行会社に対して働きかけていく考えを説明した。
また、2009年の具体的な方針として、MICEへの取り組みや地方での需要喚起などを例示。このほか、大手旅行会社のダイナミックパッケージのサービス開始やネット系旅行会社の伸びの中で、「流通方法の変化にどこまで参画できるか」もポイントと指摘。さらに、質の強化による富裕層の取り込みを進めるため、旅行会社に対して働きかけていく考えを説明した。