ホテルオークラとロイヤルホテルの合弁会社であるオレンジ・マーケティング・サービス・ジャパン（ORM）は10月1日、両ホテルの予約受注や顧客プログラムサービスなどを開始した。以前から予約受注サービスを提供していたオークラ・ホテルズ＆リゾーツ23軒、バンヤンツリー・ホテルズ＆リゾーツ6軒、タージ・ホテルズ・リゾーツ＆パレス9軒に、リーガロイヤルホテルグループの10軒が加わり、合計48軒の予解約業務が可能となった。

　また、ORM予約センター限定のサービスとして、両ホテルグループの顧客プログラム会員が予約センターを通じて他方のホテルを予約、宿泊した場合にポイントを付与する。顧客プログラムにおいては8月1日から、他方のホテルグループ宿泊時に優待料金や特典の利用、ポイントの特典宿泊への交換を展開しており、今後も利便性と満足度の向上をめざしていく。なお、12月18日チェックインの宿泊分まで、ポイント相互付与サービス開始を記念して通常の2倍のポイントを提供する。

　予約関連業務以外にも、ニュースレターやデジタル販売ツールなど販売促進ツールの統一、両ホテルおよび提携ホテルの合同セールス活動により、提供情報量の増加、ブランド認知の向上とビジネス拡大をはかる。来年1月からは国内外のホテルに加盟の募集を開始する予定だ。


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