ランガムホテルズ、アジア・オセアニア地区に拡大、日本での開業も検討

  • 2008年9月22日
 ランガムホテルズ・インターナショナルは、2010年までにアジア・オセアニア地区に計7軒の新規ホテルの開業を予定している。このうち2009年は「ザ・ランガム」を上海に1軒、「ランガム・プレイス」を北京に2軒と長春1軒と、中国で計4軒をオープン。2010年には、タイのプーケット、インドのプネー、ニュージーランドのワイヘキ島に「ランガム・プレイス」をオープンする予定だ。

 同ホテルでは今後、アジアとオセアニアでの展開を拡大することから、先ごろアジアの主要マーケットであるシンガポール、香港、北京、上海、東京の5都市でワークショップを開催。これにあわせて来日したアジア担当グローバル・セールス・ディレクターであるシェリル・ユエ氏によると、アジア市場のうち 成長が著しいのは中国だが、日本は歳入ベースではトップを維持しているという。特に日本市場は香港の3軒のホテルの利用が多く、なかでも「ランガム・プレイス・モンコック・香港」は日本人のシェアが全体約7%。日本の3連休などの際は10%になる。今後、ランガムホテルズでは、日本でのホテルの開業を積極的に検討していくという。