リーディングホテルズ、きめ細かいサービス拡充し日本人宿泊者増めざす
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サービスの拡充策は、さきごろにリーダーズ・クラブ会員向けに情報誌を作成し始めたほか、9月をめどに日本語のウェブサイトを開設。サイトではホテルやデスティネーションの紹介のほか、予約も受け付ける。これは、「まったく手を付けていなかった状態なので、確実に伸びる」(グリーディー氏)と予測。また、リーダーズ・クラブ会員の会員条件として年間2回の予約が必須であるため、会員の増加にともない、宿泊数も増加することを予測している。ただし、こうした富裕層は電話予約の需要も強く、今後もコールセンターにおいて、オペラやレンタカー、レストランなどの手配も受け付ける。
旅行業界には、GDSでのブッキングキャンペーンや特別料金を提供しており、現在は、日本人の宿泊予約のうち旅行会社からのシェアは85%と高い割合を示している。このため、開設する日本語サイトでは、旅行会社からの予約にコミッションも支払うなど、引き続き旅行業界との関係を重視していく。
※記事中の会員条件を当初、誤って記載しておりました。お詫びのうえ、訂正いたします。 (編集部 7月25日15時35分)