ロイヤル・カリビアン、燃油サーチャージ値上げ、幼児・妊婦の年齢制限変更

  • 2008年6月23日
 ロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCC)は6月30日以降受け付ける予約について、燃油サーチャージを値上げする。ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)とセレブリティ・クルーズでは、2人目までは従来1人につき1日8米ドル(約860円)、上限が112米ドル(約1万2060円)であったところを、1日10米ドル(約1080円)、上限140米ドル(約1万5010円)に変更。3人目以降は、1日あたり3米ドル(約320円)を5米ドル(約540円)、上限を42米ドル(約4520円)とする。アザマラ・クルーズは2人目までを1人1日あたり15米ドル(約1620円)に設定し、上限は設けない一方、3人目と4人目は無料とする。

 また、RCCはこのほど、幼児と妊婦の乗船についての規定を変更した。幼児は、クルーズ乗船初日までに生後6ヶ月に達していることが必要で、大西洋横断、太平洋横断、ハワイ、南米クルーズなど一部のクルーズでは、生後12ヶ月を条件とする。妊婦は、乗船初日までに妊娠24週間に達している場合は乗船を受け付けない。妊娠中の乗船にはかかりつけの医師による英文診断書の提出を求め、診断書には「乗船日に妊娠何週間目か」「健康状態が良好であること」「リスクの高い妊娠ではないこと」が記載されている必要がある。