スモール・ラクシャリー、上半期に新築ホテル3軒、改装ホテル1軒の開業予定

  • 2008年5月2日
 スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドは、2008年度上半期の間に、3軒の新築ホテルと1軒の改装済みホテルを開業する。新築ホテルはオーストラリアの「インジダップ・リトリート」とアイルランドの「クリフ・ハウス」、モンゴルの「テレルジ・ホテル」で、改装を終えたホテルは、ドバイの「デザート・パーム」。このうち、テレルジ・ホテル以外の3軒は既に開業している。

 インジダップ・リトリートは、ワインの産地であるマーガレット・リバーワイン地域のインジダップ・ビーチに位置するリゾート。10棟のヴィラからなり、全てのヴィラに専用のラウンジプールを設置している。クリフ・ハウスは、アイルランド南部沿岸のヨールとダンガーヴァンの間にある海沿いの村のアードモアに建つ。39室の客室とレストラン、ガラス張りのサンルームに、現代的なアイルランド風の装飾を取り入れたインテリアを採用した。テレルジ・ホテルは、ゴルキー・テレルジ国立公園内にあり、周辺は自然保護が行き届いた保養地だ。建物は、モンゴルの伝統と現代的なデザインを融合し、宮殿のような造りにする。デザート・パームは、都心から20分の砂漠のなかに、緑の野原と椰子の木に囲まれている。客室はパーム・スイートとプール・ヴィラ、プール・レジデンス、プレジデンシャル・ヴィラを用意する。