ホーランドアメリカ、4月18日で135周年−新造船ユーロダムの就航も間近

  • 2008年4月21日
 ホーランドアメリカライン(HAL)は4月18日、創業135周年を迎える。HALは1873年にオランダのロッテルダムで設立され、貨物船としてスタートした後、19世紀後期から20世紀初期にヨーロッパからアメリカやカナダへの移民を運んだ。そして、第二次世界大戦後にクルーズ会社として、大西洋を渡る裕福な旅行者たちを乗せて航海し、ジェット機の登場後の現在は世界中のデスティネーションへのクルーズ旅行を展開している。1970年代後半にはインドネシアとフィリピンに従業員を育成するための学校を設立したほか、2003年には宿泊設備やサービス、ダイニング、日程、プログラムやアクティビティなどの強化に着手し、合計4億2500万米ドル(約440億8360億円)をかけて、カリナリーアーツセンターやエクスプロレイションズカフェなどを導入した。

 なお、現在HALは13隻の船で97ヶ国の314の港に、約500のクルーズを運航している。14隻目となる新造船「msユーロダム」も2008年6月に就航予定だ。


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