ザ・リッツ・カールトン・カパルアは6月に、「ザ・リッツ・カールトン・スパ・カパルア」を開業する。面積は約1600平方メートルで、トリートメントルームは、カップル用屋外カバナ2室を含む15室。また、スチームルーム、サウナ、溶岩の壁に囲まれたワールプール、リラクゼーションスペースも備える。コンセプトは、古代ハワイ人が最も純粋な水であると信じた、タロイモの葉に溜まる露「ワイフア」で、内装は山や海の風景に見える自然の色を取り入れている。トリートメントの多くは、パイナップルやパパイヤ、椰子などの天然素剤を使用するほか、最新の技術を組み込んだ酸素注入トリートメントなども提供する。

　また、ザ・リッツ・カールトン・カパルアは先ごろ、プールサイドにラグジュアリー・カバナも新設した。7つのカバナには専任アテンダントを付け、ウェルカム・フルーツ、水またはノンアルコール飲料4人分、冷たいおしぼりなどのアメニティを提供。高速インターネット接続やワイヤレス・ヘッドホン付きフラット画面テレビなどの設備も備える。