ハワイのホテルチェーン「アクアホテルズアンドリゾーツ」の日本地区総代理店（GSA）であるアームインターナショナルは２月、ボラカイの「アルタ・ビスタ・デ・ボラカイ」と、マニラの「オックスフォード・スイーツ・ホテル」の2軒と新たにGSA契約を締結した。アームインターナショナルでは、ボラカイがハワイと同じリゾート地であることやGSA拡大を図ることから契約。さらに、アルタ・ビスタ・デ・ボラカイは今年1月に新たにオープンしており、日本人の取り込みを強化したいという。

　アルタ・ビスタ・デ・ボラカイは、山側に位置するリゾートホテルで、近くにはプカシェルビーチやゴルフ場がある。現在もまだ工事中で、現在100室ある客室が完成予定の12月末には500部屋となり、ボラカイで最大規模のホテルになるという。プールやレストラン、カラオケルームを完備し、今後スパ施設も設置される。オックスフォード・スイーツ・ホテルは、マニラのマカティ地区に位置し客室数は150室で、ビジネス渡航者の利用が多い。フィットネスセンターやミーティングルーム、ビジネスセンターなどを用意し、レストランも2軒揃う。近くにショッピングセンターもあることから、日本からビジネス渡航者を含め、観光需要を増やしたい考えだ。

　アームインターナショナルでは、3月に現地への視察を行っており、今後日本語ホームページ開設などプロモーションを展開する。