リッツ・カールトン、地域に根ざしたボランティア体験を提供開始

  • 2008年4月7日
 ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーはこのほど、ボランティア活動プログラム「ギブバック・ゲッタウェイ」の提供を開始した。これは、宿泊者の関心が旅先の地域への奉仕活動に向きつつあるとして、設定したもの。世界70軒のホテルの従業員がそれぞれに、地元で支援を必要とする団体を探し、具体的な支援内容を協議して各プログラムを設定。専門家の指導のもとに半日のボランティア活動をおこない、その収益は寄付する内容としている。例えば、北京にある2軒のホテルでは、出稼ぎ労働者の子どもたちが通う学校に図書館を建設する援助活動や、丘陵地帯の砂漠化防止のための植樹活動を設定。メキシコのカンクンでは、環境保護局から派遣された生物学者とウミガメの産卵保護活動を提供する。