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スワイヤー・ホテルズ、北京に新ホテル「ザ・オポジットハウス」開業へ

  • 2008年4月4日
 スワイヤー・ホテルズは8月、北京にブティックホテル「ザ・オポジットハウス」を開業する予定だ。これにともない、日本での本格的なピーアール活動を開始し、ザ・オポジットハウスの総支配人アンソニー・ロス氏が来日、ホテルのコンセプトを説明した。

 ロス氏は同ホテルの特徴として「ロケーションとサービス」をあげる。ロケーションは北京でも昔から外国人が集まるバーなどが軒を連ねる三里屯に位置し、開発中の大型複合型ファッションアベニュー「ビレッジ」の中心的な施設となる予定。空港から21キロメートル、車で30分の距離に位置しており、ビジネスエリアにも近く、ショッピングやナイトライフにも便利だ。

 また、サービスでは、一般的なホテルサービスの基準を見直し、ゲストのニーズに合わせてスタッフが柔軟に対応する、カスタムメイドのサービスができるようにしていく考え。今後は日本を含めたアジア圏を主要市場とし、35歳から50歳の富裕層をメインターゲットとしてピーアールを進めていく予定だ。宿泊料金は正式には決まっていないが、5ツ星クラスの設定にするという。

 さらに、北京という大都市では珍しい低層階の設計となっており、ホテルそのものも注目されている。日本人建築家の隈研吾氏によるもので、水と天然木を効果的に取り入れ、暖かみのある癒しの空間をめざし、客室には木で作られたバスタブもあるという。

 なお、スワイヤー・ホテルズはスワイヤー・グループのホテル運営会社で、今年2月に発足。同ホテルはスワイヤー・ホテルズの第1号となる。