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ホテル日航東京、全館リニューアルを実施−3年間で33億円を投資

  • 2008年3月21日
  ホテル日航東京は、本年5月から2010年までの3年間に約33億円を投じて全館リニューアルをする。これにより、ブランド力を強化とホテルのポジショニング向上を図り、2011年の総売上を2006年比で約20%増を見込む。主な改装予定は、客室、スパ、レストラン、宴会場。

 まずは当初2008年5月から2年間で客室453室を「人にやさしいホテル」をテーマに改装する。従来5種類に分類していた一般客室をパークビュー、ポートビュー、ハーバービュー、レインボーハーバービュー、レインボータワービュー、プレミアムオーシャンビューの6種類に分類することで幅広い顧客ニーズに対応できるようにする。また、ジャグジー付のガーデンスイートルームを2室から11室に、コネクティングルームを12ヶ所から37ヶ所に増設する。さらに、コンセプトルームとして新たに、自然素材を使用し化学物質を排除する、した“人にやさしい・と環境にやさしい”ゲストルームを設置。床、壁紙、塗装ペンキ、家具や寝具にもこだわる。

 また、「ベイサイドスパ“然”」はトリートメント施設の充実とともに、宿泊機能付のスパスイートルームを新設し、レストランも洋食3店舗とラウンジ・バー1店舗を改装する。全てのリニューアルは2010年中の予定だ。