スワイヤー・グループ、ホテル運営会社発足で第一号が今夏北京にオープン

  • 2008年3月6日
 スワイヤー・グループの不動産部門であるスワイヤー・プロパティーは、新たにホテル運営会社のスワイヤー・ホテルズを2月に発足した。スワイヤー・プロパティーは香港および世界各地の不動産開発に携わり、マンダリンオリエンタルマイアミやコンラッドなどの国際的ブランドのホテルオーナーを担う。同社会長のキース・カー氏は今回の発足により、さらなる不動産開発事業の強化をめざすとした。既に大中華圏では4軒のホテル運営が決定しているほか、イギリスにおいても2009年からホテル展開を行う予定。

 第一号となる99室の北京のブティックホテル「ザ・オポジットハウス」は、三里屯で開発中の同グループが手がける大規模複合型ファッションアベニュー「ビレッジ」の中心的施設となる。同ホテルは空港から30分程の距離に位置し、天安門広場や紫禁城もほど近い。客室には木材を用いたバスタブや一部を除く無料のミニバーなどを備え、スイミングプールや3軒のレストラン、空港送迎などのサービスも充実させた。