IHG、07年の総収入は14%増−アジア好調で27%増、中国が後押し

  • 2009年2月25日
 インターコンチネンタルホテルズ・グループ(IHG)は2007年度決算(12月31日締め)で、総収入が前年比14.%増の180億米ドルを計上した。グローバルRevPAR(販売可能な客室1室あたり売上高)は7%増で、2007年の新規契約数は22%増の12万5533室(873軒)。特にアジア太平洋地域が好調で、継続事業による収入で27%増の2億6000万米ドル、RevPARは8.9%増となった。

 アジア太平洋地域では新規契約数が大幅に拡大し、稼動予定ホテル数は新たに約100軒が追加。そのうち7割は中国が占めており、国際的なホテルが中国で契約するホテルの47%を占めるという。中国では現在、107軒の稼動を予定しており、今年末までには125軒に増加する見込みだ。

 なお、室料収入のうち、IHGの予約チャネルを通じた予約は45%の68億米ドルで、前年に比べ19%増加。また、インターネット予約は全体の17%でほぼ前年と変わらない。そのうち85%はIHGの自社サイトからの予約だという。