リーデイングホテルズ、日本は世界3位の市場−80周年でグリーディー副社長

  • 2008年2月14日
 ザ・リーデイングホテルズ・オブ・ザ・ワールド(LHW)は13日、旅行業関係者などを集め、創立80周年記念ガラ・レセプションを開催した。来日したLHWアジア・太平洋地区副社長のマーク・グリーディー氏は「まさに世界恐慌の起こった1928年に創業。当初は欧州、アフリカなどの38軒から始まり、現在は80ヶ国、450軒のホテルが加盟する組織になっている。時代とともに変革してきたことが大きい」と80年をかけて培った伝統を強調。その一方、「ITなどのテクノロジーを取り入れ、市場の変化に対応している」とし、リーディング・スパ、ザ・リーデイング・スモール・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドなどLHW内の新たなブランドに加え、顧客サービスとしてリーダーズ・クラブの運営での成功などを挙げ、時代、顧客にあわせたサービスを提供しているという。

 日本市場については、特にイタリア、ニューヨーク、ハワイにおいて強いというものの、「ハイイールドの客層が多く、非常に魅力的」(グリーディー氏)で、旅行会社の協力を引き続き求めていく考え。この収益性の観点では「ロシア、ドバイに次ぎ、世界で3番目にある」といい、既に日本でのセールスオフィスの体制強化をはじめ、日本市場への注力を行う。


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