大韓航空、LCC運航開始は来年5月から−中国、日本、タイ、マレーシアへ
大韓航空(KE)は設立を表明している格安航空会社(LCC)について、来年5月から就航を開始することを発表した。利用機材はエアバスA300型機を3機、ボーイングB737型機を2機の合計5機で、運航を開始する。LCCは12月中にも社名を「エア・コリア」とし、KEが200億ウォン(約23億円)を出資して設立する。ソウルの仁川国際空港を拠点として、当面はオープンスカイとなっている中国の山東省、海南島への路線を運航する。現在、KEではソウル発の山東省への路線では大連、威海、煙台、また海南島では三亜へ運航しており、これらの路線は新たに設立するLCCに引き継ぐものと見られる。
これ以外に就航する路線として、東京を除く日本、タイ、マレーシアでいずれもオープンスカイとなっており、就航する際の障壁が低くなっている地域を計画している。これにより、KEが日本各地に就航する路線の再編について視野に入ってくることが想定される。
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◆大韓航空、LCC設立を明言−機材はB737型機で短中距離国際線に就航(2007/06/05)
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