IATA、搭乗券のバーコード使用規格を決定、紙利用でコスト削減に

  • 2007年10月15日
 国際航空運送協会(IATA)は2010年まで旅客需要の多い空港でのバーコードチェックインの実現をめざし、2次元バーコードの規格を決定した。バーコード付き搭乗券は「PDF417」という規格で、搭乗券裏に磁気ストライプのある現在の搭乗券に加え、各種の紙の利用が可能で、非常に廉価な紙の使用も可能となることで、コスト削減が可能となる。また、携帯電話でのチェックインについても2次元バーコードの技術を利用する。今後はこうした技術を利用した場合、実務的に不具合が生じないよう検討していく。