タイのホアヒンにあるチバソム・インターナショナル・ヘルス・リゾートへの日本人宿泊者シェアが3年前と比べて5％増の10％、さらに今年9月は20％と人気が上昇している。40％はリピーターであるほか、2008年には新たにリゾートの開設も予定するなど、今後一層日本マーケットの重要性が増すことを予想。これを受けて、ジャパニーズ・ゲスト・コンサルタントの日本人スタッフ、金森千絵氏を採用するなど、日本マーケットへの販売促進を強化している。

　同ホテルは、アジアのセラピーと西洋のヘルス＆ウェルネスを融合させたラグジュアリーなヘルスリゾートという特長から、リラクゼーション、スパ、フィットネス、ホリスティックヘルスやメディカルなどを体験するために訪れる目的意識の高い35歳以上の女性が多く、女性1人で滞在することも多いという。

　客室はタイパビリオン、オーシャンビュールーム、スイーツの3タイプ、合計57室。リゾート内へは、宿泊客のみ入ることができ、16歳未満の子供の滞在はできないほか、喫煙コーナー以外での喫煙の禁止、6時以降のみワインとシャンペンのアルコールを許可するなど徹底したポリシーをもっている。宿泊プランはフィットネスやスパ、デトックス、ウェイト・マネージメント、ヨガなどをテーマとした10種類。約50名を誇る自然療法家と宿泊客は一人一人、コンサルテーションを受け、そのアドバイスを盛り込んだ滞在プランを提供している。

　また、チバソムでは、専門のシェフがチバソムのオーガニックガーデンで栽培しているハーブや野菜、フルーツを使用したグルメなスパ料理を提供。これは肉料理、野菜料理、デザートが含まれるほか、低カロリーで低脂肪、減塩にこだわり料理しており、ブリティッシュ・エアウェイズ（BA）のファーストクラスでもロンドン／バンコク線、ロンドン／ニューヨーク線で提供、同路線のファーストクラス旅客の3分の2が選択するという、高い支持を得ている。


▽チバソム・インターナショナル・ヘルス・リゾート
http://www.chivasom.com