ジャルパック、「ガイド管理者訪日研修」を実施、サービス向上に期待
ジャルパックはこのほど、「ガイド管理者訪日研修」として中国で日本語ガイド業務を受注する9名の副総経理、日本部長クラスを招聘し、研修を行った。これは、昨年12月に北京市に設立した日航国際旅行社(JPIC)を展開するにあたり、「ジャルパック・サービス・アカデミー」プロジェクトとして掲げた施策の一環。管理者レベルの訪日はジャルパックを訪問し、旅行商品を企画、販売と同じ視線で理解することが最大の目的。これにより、個々のガイドがサービス向上を図ると共に、消費者に約束する旅程の順守などについて理解を促す。
ガイド管理者の研修では日本の旅行業界の仕組みから業法、約款などルールについて改めて説明したほか、ジェイティービーや日本旅行などの5店舗を見学し、販売店側の説明を受けた。こうした研修を踏まえ、今回来日した招商局国際旅行社の丁建春氏は「日本の旅行は観光ルートを順守しなければならない。しかし、中国ではこうした慣行は無く、理解できない部分もある。今回の来日では、旅程を順守する必要について、明確な理由を確認できたことが大きな成果。ガイド達に教育を行っていく」と研修の意義を強調し、今後のサービス向上に期待感を示す。
ジャルパックでは上期から中国のツアーにおいて、「JPI」のロゴが入る赤いウィンドブレーカーをジャルパックのツアー受託会社20社に配布。ガイドらはこれを着用し、お客がひと目で分かるようにしている。これにより、お客が困った場合などジャルパックのガイドであることを認識し、問題となることを相談するケースもあるという。こうした対応により、問題解決のスピードアップに繋がっているという。また、JPICでは安全管理5か条を策定し、移動のバス車内において日本語と中国語で案内。お客に説明すると共に、バスの運転手にも注意を常に喚起し、安全管理を行っている。
なお、研修は今年度上期に17社、183名の初級レベルのガイド講習を終了、下期の12月から来年1月を目処に中級レベルの講習を200名規模で実施する予定だ。
ガイド管理者の研修では日本の旅行業界の仕組みから業法、約款などルールについて改めて説明したほか、ジェイティービーや日本旅行などの5店舗を見学し、販売店側の説明を受けた。こうした研修を踏まえ、今回来日した招商局国際旅行社の丁建春氏は「日本の旅行は観光ルートを順守しなければならない。しかし、中国ではこうした慣行は無く、理解できない部分もある。今回の来日では、旅程を順守する必要について、明確な理由を確認できたことが大きな成果。ガイド達に教育を行っていく」と研修の意義を強調し、今後のサービス向上に期待感を示す。
ジャルパックでは上期から中国のツアーにおいて、「JPI」のロゴが入る赤いウィンドブレーカーをジャルパックのツアー受託会社20社に配布。ガイドらはこれを着用し、お客がひと目で分かるようにしている。これにより、お客が困った場合などジャルパックのガイドであることを認識し、問題となることを相談するケースもあるという。こうした対応により、問題解決のスピードアップに繋がっているという。また、JPICでは安全管理5か条を策定し、移動のバス車内において日本語と中国語で案内。お客に説明すると共に、バスの運転手にも注意を常に喚起し、安全管理を行っている。
なお、研修は今年度上期に17社、183名の初級レベルのガイド講習を終了、下期の12月から来年1月を目処に中級レベルの講習を200名規模で実施する予定だ。