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ベトナムフェスティバル開催、ベトナム首相が日本の旅行業界を高く評価

  • 2004年6月4日
 ベトナム社会主義共和国大使館が主催する「ベトナムフェスティバル2004」が4日、横浜で開幕した。第10回国際交流会議に出席するために2日に来日したベトナムのファン・バン・カイ首相が開会式に出席し、「日本は第一のパートナーである」と述べ、日本の旅行業がベトナムの成長に大きく貢献したことを強調した。これを受け、国土交通省国土交通審議官の洞駿氏は、今年1月から15日以下の観光、およびビジネス目的で渡航する場合、日本人訪問者のビザを免除する措置に触れ、「訪問者の増加に大きく貢献する」と述べ、歓迎の意を表明した。また、ベトナム航空(VN)CEOのブェン・スン・ヒェン氏は「名古屋への乗り入れの準備を積極的に行っている」と語り、2005年2月に開港予定の中部国際空港乗り入れに引き続き交渉を行っていく方針を示した。
 ベトナムフェアは6月6日の日曜日まで3日間の予定で開催。約50社が参加し、ブースを設置。ベトナムの旅行会社、ホテルのほか、日本側からジェイティービー、日本航空など旅行関連行に加え、ベトナム料理や雑貨の出展もある。そのほか、特設ステージではアオザイのファッションショーなどを披露した。なお、3日間の入場者数の予想は約2万2000人。