週末特集、書と華の都・杭州で中国人の生活スタイルに触れる
年間17万人もの日本人が杭州、寧波、温州、紹興を訪れていることをご存知だろうか。全日空(NH)が3月28日から成田、関西/杭州線を新規就航し、益々活気づくことが予想されるこのデスティネーションには、ビジネストリップと観光旅行の両方の日本人旅行客の送客が見込める。デスティネーション開発が進む中国で観光素材が豊富な杭州は特に、パッケージツアー造成には最適の場所といえるだろう。
人口160万人、630平方キロメートルの面積を誇る杭州は現在、一般車の増加で交通渋滞ができるほど、急速な発展をとげる町だ。
杭州のシンボル「西湖」は、東西に3.3キロメートル、南北2.8キロメートルに広がる周囲15キロメートルの湖。周辺には10万点以上の書画などの作品が収蔵されている浙江省博物館や西冷書画院などが並び、また湖底に溜まった泥を利用して作られた島、「三潭印月」などの観光スポットがある伝統文化の薫り溢れる情景が続く。湖の真ん中を20万人の人手を使い築かれたという蘇堤(そてい)が走り、西湖の北側には白堤という長さ約1キロメートルの提がある。これらの堤の途中にかかる橋が美しい風景をつくりだしている。特に春は提沿いに植えられた柳の芽吹きと湖の蓮の花が見事で、地元市民の花見スポットになっている。遊覧船を使えば約1時間で西湖周遊ができることから、ツアー旅程に取り入れることをお薦めしたい。
緑茶の一種、「龍井茶」が有名な杭州では、茶の製造過程を見学できるお店がある。飲み方を実演で披露してくれる上に、お土産屋も併設されているので日本人観光客には立ち寄りやすい場所だ。中国には龍井茶を含め中国茶を楽しめる「茶館」があり、市民の憩いの場になっている。ここでは、2種類程度のお茶が飲め、ラーメン、ご飯もの、果物、お菓子などを食べ放題のバイキングスタイルで利用できる。現地の人がランチ時によく利用するので、中国人の生活を垣間見ることができる貴重な空間だ。有名な観光地巡りだけでなく、地元市民の生活感が溢れるスポットを旅程に組むことで、杭州の魅力が伝わる印象深いツアーができるだろう。
人口160万人、630平方キロメートルの面積を誇る杭州は現在、一般車の増加で交通渋滞ができるほど、急速な発展をとげる町だ。
杭州のシンボル「西湖」は、東西に3.3キロメートル、南北2.8キロメートルに広がる周囲15キロメートルの湖。周辺には10万点以上の書画などの作品が収蔵されている浙江省博物館や西冷書画院などが並び、また湖底に溜まった泥を利用して作られた島、「三潭印月」などの観光スポットがある伝統文化の薫り溢れる情景が続く。湖の真ん中を20万人の人手を使い築かれたという蘇堤(そてい)が走り、西湖の北側には白堤という長さ約1キロメートルの提がある。これらの堤の途中にかかる橋が美しい風景をつくりだしている。特に春は提沿いに植えられた柳の芽吹きと湖の蓮の花が見事で、地元市民の花見スポットになっている。遊覧船を使えば約1時間で西湖周遊ができることから、ツアー旅程に取り入れることをお薦めしたい。
緑茶の一種、「龍井茶」が有名な杭州では、茶の製造過程を見学できるお店がある。飲み方を実演で披露してくれる上に、お土産屋も併設されているので日本人観光客には立ち寄りやすい場所だ。中国には龍井茶を含め中国茶を楽しめる「茶館」があり、市民の憩いの場になっている。ここでは、2種類程度のお茶が飲め、ラーメン、ご飯もの、果物、お菓子などを食べ放題のバイキングスタイルで利用できる。現地の人がランチ時によく利用するので、中国人の生活を垣間見ることができる貴重な空間だ。有名な観光地巡りだけでなく、地元市民の生活感が溢れるスポットを旅程に組むことで、杭州の魅力が伝わる印象深いツアーができるだろう。